信用認証のみを行い、売上伝票の発行などが出来ない信用承認端末の事をS-CATといいます。一般的には簡易型のCATを総称してS-CATと呼んでいるようです。クレジットカード利用の際にそのカードで商品購入が出来るのかなど、認証作業のみをするのに使われるCATの事です。販売店の手間を考えても現在では使いづらいものかもしれません。クレジットカードの現在の普及を支えているのは、その利便性と使いやすさだと思います。伝票作成の手間を省いてくれるG-CATや買い物の際に一緒に認証してくれるPOS一体型など多くのCATが現行稼動しています。認証作業のみのS-CATが利用されなくなるのも仕方ない事なのかもしれません。加盟店手数料やCAT利用料など個人商店ではCAT設置に多少のハードルが有るのが現状です。利用できる範囲が広がれば、それだけ多くの加入者が見込めるのですから。